エコ

青春学園ムービー

久しぶりに映画を見た。映画館で、ではない。DVDレンタルだ。

 

7,8年前に大ヒットした邦画。コメディタッチの青春学園ムービーだ。

 

自分が青春学園現役時代にはゼッタイ青春学園ムービーは見れなかった。

 

禁止されてたわけではもちろんない。

 

見たくなかったのだ。

 

当時は背伸びしてフランスのヌーベルヴァーグだの、イタリアのネオリアリ

 

ッスモだのを、意味も分からず見ていた。見ることがカッコイイ、今でいう

 

イケてるだと信じて。

 

恥ずかしいなあ。自分。

 

それから月日はたっても、やはり青春学園ムービーは見れなかった。

 

青春が恥ずかしかった。

 

若さがまぶしく、素晴らしいものだと思えなかった。

 

中年となった今でもその気持ちに変わりはない。

 

早く安寧な心持ちを獲得した老いを迎えたい、と思っている。

 

だがそこへ辿り着くまでの紆余曲折が面倒くさい。

 

一っ跳びに仙人の境地になりたいのだ。

 

しかし死ぬまでそうなれないことも知っている。

 

だからせめて映画でも見て、2時間のトリップを楽しむのだ。

 

ところが青春学園ものは楽しめなかった。

 

あまりに切なくて切実で痛くて心がぞわぞわして見れなかった。

 

安寧を求めているのに安寧からますます遠ざかってしまうからだ。

 

まず青春の不安定感がいやだった。そこへ持ってきてラブが入ってくる。

 

男子が主人公だとラブというよりももうエロだ。エロならエロで徹底して

 

エロ街道を突き進む映画ならすっきりするのに中途半端にヌルイ。

 

ぬるいエロを無理やりラブの衣で包んでてキモイ。

 

女子が主人公だともう断然ラブラブラブ。

 

ウザい。うっとうしい。メンドクサイ。

 

ところが何年か前、初めてラブ抜きの、女子が主人公の青春学園ムービーを

 

見た。部活を軸にした女子の友情と成長ものがたり。

 

いつラブが出るかいつラブが出るかとそわそわしながら見ていたら、

 

とうとう最後まできっちりラブがなかったのだ。快挙である。好きだ。

 

それ以降食わず嫌いだった青春学園ムービーも見れるようになった。

 

少々ラブが出てきても余裕で見れるようになっていた。

 

青春の不安定や不安、焦りなど諸々有象無象紆余曲折があって、痛くて

 

切なくて…。でも最後はきっちりと盛り上げて、ぐんぐんぐんぐん盛り上げ

 

て、力が腹の底からぐぐぐーっと突きあがってくる。そんなおもしろくて

 

いい映画でした。ウォーターボーイズとスウィングガールズです。

 

ちなみにラブ抜き女子の方は武士道シックスティーンと書道ガールズです。

 

 

 

 

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